修士論文詳細

専攻社会福祉学 氏名 指導教員名小山 隆 年度2025年度
タイトル日本のホワイトカラー外国人労働者の社会的排除について ~定着志向を持つ人々を対象として~
内容 少子高齢化が進む日本において、ホワイトカラー外国人労働者の抱える困難はエリートという偏見により不可視化されてきた。本研究は、「技術・人文知識・国際業務」在留資格保持者4名へのインタビュー調査を通じ、彼らが直面する社会的排除の実態とその構造的メカニズムを解明した。 分析の結果、在留資格が特定の雇用関係と不可分である在留資格の拘束性が、彼らの生活リスクを増幅させる核心的要因であることが特定された。彼らは「入口」段階での住居確保の困難や、「内部」段階での職場トラブルに対し、在留資格喪失への恐怖から忍耐を強いられるリスクの私事化に直面している。「出口」では、この拘束から脱却する道具として永住権を志向していた。 本研究は、彼らの困難が個人の適応能力ではなく制度の硬直性に起因すると結論づけ、私事化されたリスクを社会化する支援の必要性を提言する。
キーワード1 ホワイトカラー外国人労働者
キーワード2 社会的排除
キーワード3 運用上のシティズンシップ
キーワード4
キーワード5