修士論文詳細

専攻社会福祉学 氏名宮本 佳寿子 指導教員名空閑 浩人 年度2025年度
タイトル「生活のしづらさ」に変化を及ぼす当事者と支援者の関係性の考察 ー精神障害当事者と支援者の語りからー
内容 本研究では,精神障害当事者と支援者の語りから,精神障害当事者が抱える「生活のしづらさ」の変化に向けた取り組みにより,両者にどのような変化が起こり「関係性」が創られ「生活のしづらさ」が変化したのか.その経過について明らかにした.
精神障害当事者5名と,支援者7名を対象にインタビュー調査を実施し,精神障害当事者の語りについては「精神障害当事者自身の変化のプロセス」,支援者の語りについては「実践場面での気づき」に焦点を当て分析した.
 分析の結果,精神障害当事者は支援により,支援者と関係性を創り出し,自身の変化を認識していた.支援者は精神障害当事者の「生活のしづらさ」のひとつである「対人関係の問題」について認識し,意図的な取り組みによる「関係性」を構築していた.
 本研究を通じ,精神障害当事者と支援者は支援を受ける,支援を行うだけのつながりでなく,支援を通して,人と人との関係性が創り出されること,当事者は精神障害に関わらずひとりの人としてのパワーレスな部分について,支援者は専門職として悩み葛藤する部分について,双方が影響を及ぼしあい,成長していることが明らかになった.
キーワード1 精神障害当事者
キーワード2 支援者
キーワード3 生活のしづらさ
キーワード4 関係性
キーワード5 語り