修士論文詳細

専攻教育文化学 氏名川﨑和音 指導教員名奥井 遼 年度2024年度
タイトル職場の日常に存在するケアについて
内容  新型コロナウイルスの流行による社会の混乱を通じ、資本主義の基盤としてケアが不可欠であることが明らかになったことを背景として「ケア」が再注目されている。この「ケア」は看護、医療、美容といった分野にとどまらず使用され、人が生きることを支える活動全体を指す。しかし、ケアを担う人々の属性や場面は限定的に注目されてきた。
 本研究では、北海道のホタテ養殖会社での労働を観察することにより、従来のケア研究の文脈から外れていた職種や場面におけるケアのあり方やその特徴を考察した。その結果、目的合理的行為としてのケアに加えて、モノ、人、会話といったものの全体が相互に相互の文脈を形成し、相互の意味を状況的に構成し、それらをリソースとして生み出されたケア的行為(作用としてのケア)があることが明らかになった。さらにこの作用としてのケアの積み重ねや連関が、目的合理的なケア行為へとつながる側面も示された。
キーワード1 ケア
キーワード2 職場
キーワード3
キーワード4
キーワード5