修士論文詳細

専攻産業関係学 氏名季 思雨 指導教員名松山 一紀 年度2024年度
タイトル実践型インターンシップが組織内社会化に与える影響  -一般化自己効力感から生じるプロアクティブ行動の観点から-
内容 本研究は、新卒社員の高い離職率という社会問題を背景に、その原因の一つとして組織社会化に着目し、実践型インターンシップが組織社会化に与える影響について探求した。インターンシップについては、近年、文部科学省や大手企業の関連政策に基づき、専門性の高い実践型インターンシップが注目されており、将来的に就職活動における重要なトレンドとなる可能性がある。
インターンシップが組織社会化に与える具体的な影響を考察するにあたり、その過程における中間媒介要因の存在についても考慮する。また、先行研究では、自己効力感がインターンシップの結果として、プロアクティブ行動が組織社会化の先行要因として注目されている。したがって、本研究では自己効力感およびプロアクティブ行動という二つの要因に焦点を当て、それらを中間媒介要因として位置づけ、入社前の実践型インターンシップが入社後の組織内社会化に与える影響、さらに、実践型インターンシップが他の形式のインターンシップと異なる効果を検討することであった。
キーワード1 実践型インターンシップ
キーワード2 組織内社会化
キーワード3 一般化自己効力感
キーワード4 プロアクティブ行動
キーワード5 インターンシップ