修士論文詳細

専攻メディア学 氏名魏 寧坤 指導教員名竹内 幸絵 年度2024年度
タイトル日本社会における「大人かわいい」の在り方についての考察 ――1990年代後半から2016年までの雑誌分析を通して
内容 本研究は、日本社会における「大人かわいい」という概念の形成と変遷を、1990年代後半から2016年までの雑誌分析を通じて考察するものである。「大人かわいい」は、一見対立する「大人」と「かわいい」を融合させた概念であり、その発展の背景には、日本のジェンダー観や美意識の変化がある。本研究では、大宅壮一文庫の雑誌データと、ファッション誌『SWEET』の表紙タイトルを分析対象とし、「大人かわいい」の言説がどのように拡大し、受容されたのかを探求した。その結果、90年代後半に「大人も可愛さを追求できる」という価値観を基盤に誕生した「大人かわいい」は、2009年にピークを迎え、その後20代前半や40代以上にも広がった。20代は「大人」の要素を、40代は「かわいい」の要素を重視する傾向が確認された。本研究は、日本社会における「かわいい」文化の進化を明らかにし、現代のジェンダー意識や価値観の多様性を考察するものである。
キーワード1 大人かわいい
キーワード2 かわいい文化
キーワード3 ファッション誌
キーワード4
キーワード5