専攻 | 社会福祉学 | 氏名 | 神永 尚輝 | 指導教員名 | 鈴木 良 | 年度 | 2024年度 |
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タイトル | 施設コンフリクトにおける薬物依存症当事者の捉え方 ―京都ダルクのグループホーム移転をめぐる反対運動に焦点を当てて― |
内容 | 福祉事業の開始に伴い,地域住民と事業所間で生じる施設コンフリクトは,各地で起こっている.本研究では,サービスを利用・運営する障害当事者が,施設コンフリクトにおける,1)発生要因,2)対処方法,3)地域住民との関係をどのように捉えているのか明らかにした. 研究方法は,京都ダルクのグループホーム移転に際して発生した施設コンフリクトにおける薬物依存症当事者(以下,当事者)を対象にして,エスノグラフィーによる質的調査を実施した. 本研究を通して,施設コンフリクトにおける当事者の捉え方には,薬物依存症の障害特性とダルクの当事者団体としての考え方が影響していることが分かった.したがって,施設コンフリクトの研究では,障害特性や団体の考え方を踏まえて,分析していく視座が求められると考えられた.社会福祉実践/政策における課題としては,1)薬物依存症への差別・偏見を生み出す薬物教育やマスメディアのあり方を改善し,2)当事者が反対住民との対話に関与しながら,第三者による仲介の仕組みを整備し,3)社会福祉教育による理解を促す啓発活動ではなく,共存のための仕組みの創造,が求められていることが示唆された. |
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キーワード1 | 施設コンフリクト |
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キーワード2 | 薬物依存症 |
キーワード3 | ダルク |
キーワード4 | 精神障害者 |
キーワード5 |