専攻 | 産業関係学 | 氏名 | 指導教員名 | 松山 一紀 | 年度 | 2023年度 | |
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タイトル | 人材マネジメントにおける1on1の位置づけ |
内容 | 1on1とは、本間(2020)によると「上司と部下が定期的に話す時間を公式的に取るための仕組み」である。一見何の変哲もない上司と部下間のコミュニケーション施策のようだが、近年多くの企業が1on1ミーティングに注目し導入し始めている。 しかし、1on1が普及され始めて日が浅いことから、1on1に関する研究の蓄積が少ないこと、また1on1単体がどのような効果を持ちうるのかのような非常にミクロな観点のみで1on1が語られている。 そこで、本研究は表題の通り1on1をより大きな人材マネジメントという枠組みから1on1を捉えることを命題とした。具体的な研究目的は二つ:➀1on1は他の施策とどのように関連し合っているのか、➁1on1は人材マネジメントの機能:採用、配置・異動、評価・処遇(賃金)、人材育成・教育、動機付けの中のどの機能と関連があるのか、を明らかにすることである。 調査の結果は次の通りである。まず➀は事例調査から評価制度と関連していること、またヤフー社の事例から人材育成制度との関連が明らかとなった。また、➁は人材育成以外に評価・処遇、動機付けといった機能と関連があることがわかった。 |
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キーワード1 | 人材マネジメント |
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キーワード2 | |
キーワード3 | 1on1 |
キーワード4 | 上司と部下間コミュニケーション |
キーワード5 |