修士論文詳細

専攻メディア学 氏名 指導教員名小黒 純 年度2023年度
タイトル 宗教 2 世問題をめぐる新聞報道に関する研究  〜メディアフレームと情報源の分析〜
内容  本研究は、安倍元首相銃撃事件の直後から救済新法が成立するまでの期間の、宗教2世問題に関する日本の新聞報道のあり方を明らかにした上で、そのあり方と情報源の関係を究明する。そのため、本研究はすべての記事を精読した上で、量的かつ質的な研究方法を用い、災害研究で一般的に用いられる「汎用型フレームモデル」を参考にし、帰納的なアプローチで宗教2世問題報道のニュースフレームを抽出した。情報源、記事のトピック、記事のフレームを個別に分析した上で、それぞれをクロス分析した。情報源の中では、問題の中心になる「宗教2世」情報源を中心に分析した。
 本研究の期間を通じて、安倍元首相銃撃事件をきっかけに、宗教2世問題が社会問題として大きく取り上げられ、それに関連する報道は多面的に行われたと言える。「宗教2世問題」報道は、その原因と解決策がさまざまな角度や視点から追求されていることを示している。
キーワード1 宗教2世
キーワード2 新聞
キーワード3 メディア・フレーム
キーワード4 情報源
キーワード5 報道のあり方